横浜高校の外野手兼キャプテンとして、明治神宮大会とセンバツ優勝に大きく貢献した阿部葉太選手。
その阿部葉太選手は、ドジャース・大谷翔平選手のノーステップ打法を取り入れ、2025年のセンバツの沖縄尚学戦でもホームランを放ちました。
横浜高校入学前はもともとの打撃フォームでしたが、入学後からノーステップ打法を見事に自分のものにしていて、その順応性や一度取り組むと決めたことが実を結ぶまで努力するという根気強さのようなものを感じます…!
強烈なキャプテンシーを持ち、横浜高校の「不動の3番センター」として全国的に知名度の高い選手です。
バッティングだけでなく、俊足を生かした走塁センスや守備範囲の広い外野守備にも魅力が詰まっています。
名門・横浜高校の中心選手としてチームとしても、個人としても十分な実績を引っ提げている阿部葉太選手ですが、高校卒業後の進路に関し、既に大学進学を表明しています。
一部では、東京六大学野球の大学への進学の可能性が示唆されていて、早稲田大学が有力と見られているようです。
この記事では、横浜高校・阿部葉太選手の進学先は「早稲田大学なのか、或いはその他の大学なのか」を中心にまとめています。
【リサーチ】阿部葉太は早稲田大学への進学が有力なのか…?
横浜高校の3番センターとして第107回全国高校野球選手権での活躍が大いに期待される阿部葉太選手。
阿部葉太選手は横浜高校で2年秋の明治神宮大会、3年春の第97回選抜高校野球大会といった全国大会で優勝を飾っており、個人としても優秀な成績を残しています。
その阿部葉太選手はセンバツが終了した2025年4月時点で東京六大学野球の大学への進学が有力視されていました。
今大会は「世代No・1外野手」を実証した。
5試合で打率・455、1本塁打、大会最多10打点をマークし、4盗塁と脚力も光った。
決勝はライナーをダイビングで好捕するなど中堅守備も一級品。
3日から始まるU18高校日本代表候補の強化合宿のメンバーに名を連ねた。
プロからの評価も右肩上がりでも、高校からのプロ入りを選ばず進学を決断した。
全国から逸材が集う東京六大学野球リーグの強豪校が進学先とみられる。
センバツ優勝後、阿部葉太選手は既に大学進学を表明しており、その進学先がどこなのか注目を集めています。
その中でX上で、阿部葉太選手の進学先として話題を集めているのがあの名門です。
阿部葉太早稲田ってガチなんかな
— おーもり (@UguMori13565770) April 1, 2025
横浜の阿部葉太選手の進路は一説では早稲田大学と噂されているけど、真偽はともかく、なるほどな、と思う。
早稲田の一球入魂野球と横浜高校の野球は何となく相通じるものがある。決して慶應のエンジョイ・ベースボールではない。慶應野球にいかにも相応しかった選手と言えば、高橋由伸氏だろう。— みやひろ (@rktEkkTdga68936) July 22, 2025
阿部葉太って進学先早稲田よね。
徳丸快晴と阿部葉太が外野で揃うってこと?
なにそれずるじゃん。
尾瀬くんが今年で卒業なのに、すぐセンター埋めるのずるいだろ。— ざわルマドリード (@sbhaw__052004) July 22, 2025
阿部葉太選手の進学先として有力なのが早稲田大学のようです。
主なOBとして鳥谷敬さん、青木宣親さん、斎藤佑樹さんなど錚々たる選手を輩出している東京六大学の言わずと知れた名門です。
しかし、その名門・早稲田大学に阿部葉太選手が進学するかどうかは現時点で不明です。
その不明な理由は、横浜高校の硬式野球部から早稲田大学の硬式野球部に進学した選手はいないからです。
横浜高校の硬式野球部から東京六大学野球へ進学する選手はコンスタントにいるものの、早稲田大学への進学はこれまでありませんでした。

DeNA時代の荒波翔さん 神奈川新聞より引用
横浜DeNAベイスターズで活躍した荒波翔さんが横浜高校時代、渡辺元智監督の勧めで一時は早稲田大学への進学を模索したこともありましたが、最終的には東海大学への進学を決断しています。
それ以降、横浜高校から早稲田大学への進学ルートというのは、画策されたことすらないものと思われます。
しかしながら、阿部葉太選手の世代の横浜高校は明治神宮大会、春のセンバツ高校野球などの全国大会で優勝しており、アスリートとしての実績は十二分にあるものと思われます。
つまり、高校時代の運動部の活動において、優秀な成績を修めた学生を対象にした所謂、スポーツ推薦による進学が可能な大学の大多数の条件をクリアできるのではないでしょうか…!
そう考えると、阿部葉太選手が早稲田大学に進学することを目指すのであれば、余程のアクシデントや不祥事が無い限り、十分に可能だと思われます。
史上2校目の2度目の春夏連覇を狙う横浜高校。
夏の甲子園は8月5日に開幕し、横浜高校の初戦の相手やどのようにして勝ち上がっていくのかが非常に注目を集めています。
横浜高校の中心選手・阿部葉太選手がどのような活躍を見せるのか、そして夏の甲子園終了後に進学先が判明するはずなので、そのあたりも追い掛けていきたいと思います!
横浜高校・阿部葉太の進学先は王道ルートの明治大学なのか…?
横浜高校の硬式野球部からは数多く東京六大学野球へ進学した選手がいます。
その主な進学先は明治大学、法政大学、立教大学です。
横浜高校・阿部葉太選手の進学先も「横浜高校硬式野球部からの王道ルート」という点で考えると、この中にある可能性が必然的に高くなるのではないでしょうか…!
特に明治大学への進学は、各世代の横浜高校の中心選手が進学している傾向が強いです。
現役のプロ野球選手だと中日のエース・柳裕也投手、楽天の好打者・渡邊佳明選手がいます。
プロ以外だと2008年の主将だった小川健太さん、強肩センターの中原北斗さん、大阪ガス・公家響選手などがいます。
明治大学には宮田知弥選手が在籍しています。
共通点はチームの中心選手であり、クリンナップを担っていた打者だということです。
これに阿部葉太選手は十分に該当します…!
また、宮田知弥選手は明治大学4年生であり、宮田知弥選手が卒業すると横浜高校出身の明治大学の選手がいなくなるため、現在の横浜高校硬式野球部の3年生の誰かが進学する可能性は高いと言っても良いかもしれません…!
それが阿部葉太選手かどうかは不明ですが、阿部葉太選手の明治大学への進学の可能性はあるものと思われます。
阿部葉太選手以外にも横浜高校には優秀な打者が多く、神奈川大会3本塁打の奥村頼人選手、不動のリードオフマン・奥村凌太選手、為永皓選手なども明治大学への進学の可能性は十分あるでしょう。
阿部葉太は志望届出したら1位で指名される気がするが大学行くのか。4年も何するの?と思うところもあるが。
横浜→六大学だと明治と法政が多いけど早稲田の可能性もありそう。
— 赤コーントラック (@7xzI8T17gQzn9hJ) March 31, 2025
阿部葉太さん、早稲田より明治でレジェンドになって欲しすぎるな
— 末永元外野手ファン (@Donden_Suenaga) July 22, 2025
早くから大学進学を表明した阿部葉太選手ですが、高校を卒業してプロ野球に進むという選択をしなかったのも意外な気がしました…!
全国大会での勝負強い成績も素晴らしいものがありますし、甲子園優勝6回を誇る名門・横浜高校で1年春からレギュラーを獲得しています。
全国的に有名な阿部葉太選手には「じっくりと力を付けたい」という気持ちや「自分が納得してからプロ志望届を出したい」などのトップ選手だからこそ思う気持ちが渦巻いているのかもしれません…!
阿部葉太は具体的な進学先を夏の甲子園終了後に正式に決める…?
筆者には、法政大学の硬式野球部でプレーした捕手の友人がいます。
その友人に聞いた話によると、東京六大学野球の強豪大学は「セレクション」と呼ばれる合同練習会があるそうです。
法政大学のセレクションは「高校最後の夏の甲子園に出場できなかった組」と「高校最後の夏の甲子園に出場した組」に分けて行われたそうです。
この形式を東京六大学野球の強豪大学は採用しているのがほとんどのようです…!
法政大学でプレーした友人曰く、夏の甲子園に出場できなかった組は夏休みを利用してセレクションに参加。
夏の甲子園に出場した組は、決勝まで進出すると夏休みをほぼまるまる消化することになるので、8月末から9月初旬に実施されることが通例となっているようです。
横浜高校は8月5日に開幕する第107回全国高校野球選手権大会に出場するため、阿部葉太選手は「夏の甲子園に出場した組」にあたります。
その夏の甲子園期間での活躍次第では、現時点でオファーが届いていなかった大学からも話が届くのかもしれません。
しかしながら、明治神宮大会やセンバツなどの全国大会で既に活躍し、全国的にも知名度がある阿部葉太選手を知らない大学野球のスカウトは皆無だと思われます。
既にオファーが届いている大学の中から、条件面で学費免除や寮費免除などの特待生の条件にグレードアップするか否かの擦り合わせになるのではないでしょうか…!
そういった「条件面での歩み寄り」を経て、最終的に夏の甲子園が終了後に発表することが一番スマートなのかもしれませんね!
兎にも角にも、横浜高校は夏の甲子園で松坂大輔投手を擁した1998年以来となる2回目の春夏連覇に期待がかかります。
その柱である阿部葉太選手にとって、高校最後の檜舞台である夏の甲子園が幕を開けます…!
今は「夏の甲子園での活躍」や「どうしたら横浜高校を勝利に導けるか」について、考えを巡らせている最中なのかもしれません!
高校野球はアマチュアスポーツで唯一無二、全国大会の全試合を全て生中継で放送される人気コンテンツでもあります。
それだけ注目度の高いスポーツイベントである夏の甲子園において、今年はどのようなドラマが紡がれていくのか。
そして、阿部葉太選手はどのような活躍を見せ、どのような進路を歩むのか、非常に注目が集まります!
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