2025年9月、東京で行われている世界陸上で井戸アビゲイル風果(いど あびげいる ふうか)選手が女子200メートル予選を突破しました。
井戸アビゲイル風果選手のパワフルな走りや無邪気な笑顔に魅了された方も多いのではないでしょうか…!
日本代表の陸上選手の中には海外にルーツを持つ選手が数多くいます。
そういった中で、井戸アビゲイル風果選手は「何者なのか…?」や「どのような家庭環境で育ったのか…?」などのルーツの面で気になった方も多いのではないでしょうか…!
この記事では、井戸アビゲイル風果選手が何者なのか、ご両親の国籍などのプロフィールを基に人柄や性格などを深掘りしていきます!
世界陸上で活躍の井戸アビゲイル風果は何者なのか…?

(左から2番目)世界陸上の女子200m予選で力走する井戸アビゲイル風果選手 読売新聞より引用
2025年9月17日、東京で行われた世界陸上の女子200m予選で無邪気な24歳が両手を挙げて喜びを爆発させた姿は、多くの方々の記憶に残ったのではないでしょうか…!
彼女の名は、井戸アビゲイル風果選手(いど・あびげいる・ふうか)と言います。
最終6組の結果次第では、準決勝進出を残していた井戸アビゲイル風果選手。
準決勝進出を決めた瞬間の井戸アビゲイル風果選手の笑顔と喜びようが今大会に懸けていた彼女の覚悟を物語っているのではないでしょうか…!
井戸アビゲイル風果選手、準決勝進出をインタビュー中に知って大喜び
ちなみにジャマイカ系イギリス人父親と日本人母親のハーフだそうです pic.twitter.com/Z4J01dmEAh— たら太 (@TarataTragedy) September 17, 2025
テレビで観戦していた方も「この選手、誰だろう…?」や「一体何者なのか…?」などと感じたのではないでしょうか…!
井戸アビゲイル風果選手は愛知県出身で、愛知・至学館高、甲南大を経て、東邦銀行に入社して2年目の選手です。
2001年6月15日生まれの現在24歳(2025年9月時点)の井戸アビゲイル風果選手。
岐阜県美濃加茂市のご出身で、甲南大学を卒業後の2023年以降に躍進が続く選手だということが分かりました。
- ・2023 日本学生個人選手権 200m 優勝
- ・2023 日本選手権 200m 8位
- ・2023 ワールドユニバーシティ 出場
- ・2024 日本選手権 400m 3位
- ・2025 日本選手権 100m 1位/200m 1位
専門は、200mと4×400mリレーだという井戸アビゲイル風果選手。
「短距離」に分類される200メートルにおいて、日本人の井戸アビゲイル風果選手が身体能力や脚力、体格などで優位に立つ世界の選手を相手に準決勝進出を決めたのは、多くの感動を呼んだのではないでしょうか…!
予選タイムは「22秒98」だったことから、自身が持つ日本人ベストの「22秒79」を更新できるかにも注目が集まります。
陸上選手としては、記録(結果)を出すことが全てなのかもしれませんが、井戸アビゲイル風果選手は力強く、しなやかな走りを持ち味としているようで、それが見る者を惹き付けて離さない要因なのではないかと考えられます…!
「24歳」というアスリートとしてこれから一番脂が乗り切るタイミングにおいて、世界で結果を出した井戸アビゲイル風果選手。
「今後の陸上界を牽引していく存在」として、大きな期待が寄せられます…!
井戸アビゲイル風果の人柄を「所属先の東邦銀行のプロフ」から徹底考察…!

(左から2番目)井戸アビゲイル風果選手 日本陸上競技連盟より引用
世界陸上の短距離で活躍の井戸アビゲイル風果選手の「人柄」について、「もっと知りたい…!」と思っている方は多いのではないでしょうか…!
所属先の東邦銀行陸上部の「井戸アビゲイル風果選手のページ」を参照しながら、考えていきたいと思います…!
- 座右の銘
敵は己の中にあり- 趣味
ドライブ、ダンス、ライブ観戦- 特技
歌を覚えること- 好きな食べ物
マンゴー、うどん- 休日の過ごし方
いろいろなスポットを探索する- 福島の一押しスポット
ドライブをして見つけたいです!- 陸上競技を始めたきっかけ
地区の大会に出場し、クラブチームに勧誘されたこと
まず、井戸アビゲイル風果選手の座右の銘である「敵は己の中にあり」という言葉から、アスリートらしい力強さを感じました…!
かつて、プロ野球・広島で炎のストッパーとして活躍した津田恒美投手の座右の銘が「弱気は最大の敵」で今でも野球界のみならず、多くの方が口ずさむほどの名言でもあります…!
その言葉の意味と比較して、非常に近い親和性があるものと思われます。
趣味は「ドライブ、ダンス、ライブ観戦」とのことから、スポーツ選手でありながら、プライベートでもアウトドア派だということが垣間見えます…!
「福島の一押しスポット」について、井戸アビゲイル風果選手は「ドライブをして見つけたい!」とおっしゃっているので、きっと福島県の観光資源を「県内に住む立場」という優位性を生かしながら、津々浦々回っているのではないでしょうか…!
筆者も、旅行や観光、ドライブなどが大好きなので、つい共感してしまいます…!
井戸アビゲイル風果選手の所属先である東邦銀行陸上部は、福島県福島市を拠点に練習しています。
福島県は日本でも有数のラーメン消費地であり、日本三大ラーメンの一つとされる「喜多方ラーメン」や「白河ラーメン」の発祥の地としても知られています…!
特に、喜多方ラーメンがある喜多方市の店舗では朝7時から営業するお店も多く、「朝ラー文化」の火付け役としても有名です。
きっと、アウトドア派な井戸アビゲイル風果選手も練習前や練習後に車を走らせて、喜多方市や白河市を訪れているのではないでしょうか…!笑
また、福島県は日本有数の果物の産地としてもお馴染みであり、特に「桃」は全国トップクラスの出荷量を誇る地域です。
その「桃」は既に賞味済みかもしれませんし、井戸アビゲイル風果選手が大好きだという「マンゴー」も福島県内のスーパーや産地直送市場などで手に入るでしょうから、「陸上」と「プライベート充実」の観点から考えても、福島県での生活は充実しているのかもしれません…!
プロフィールから察するに、井戸アビゲイル風果選手はアスリートとしての「負けん気」や「勝負事へのこだわり」を持ちながらも、アグレッシブな性格と世界陸上で見せた天真爛漫なリアクションから、非常に親しみやすい性格で優しい心の持ち主のように映りました!
井戸アビゲイル風果の両親の国籍はどこ…?
井戸アビゲイル風果選手の「人柄」や「性格」について考察しましたが、「名前」から海外にルーツがあることは想像がつきますが、「家族」についてもリサーチしました。
その結果、井戸アビゲイル風果選手の父はジャマイカ系イギリス人のハーフ、母は日本人だということが分かりました…!
お父さんの顔写真や名前は不明ですが、お母さんの名前と顔写真はリサーチできました!
こちらが井戸アビゲイル風果選手の母・さつきさんで現在55歳(2025年9月時点)のようです。

井戸アビゲイル風果選手の母・さつきさん 中日新聞より引用
携帯電話を持っている井戸アビゲイル風果選手の母・さつきさんですが、世界陸上で井戸アビゲイル風果選手が混合1600メートルリレーで8位入賞した際、中日新聞の取材に応じる姿とのことです。
井戸アビゲイル風果選手の母・さつきさんは日本人で、髪は肩に掛かるくらいの長さで、茶髪をベースにしながらも、所々にピンク色に染めた髪色が特徴的です。
混合1600メートルリレーの決勝後、井戸アビゲイル風果選手から「世界は強かった…」という趣旨のラインが届いたとのことで、家族間の距離の近さや繋がりの深さを感じさせます…!
井戸アビゲイル風果選手は「陸上を始めたきっかけ」について、「地区の大会に出場し、クラブチームに勧誘されたこと」を挙げています。
地元の岐阜県美濃加茂市で幼少期から活発に過ごし、徐々に陸上に目覚めていった姿が想像できます…!
その娘の姿を母・さつきさんが手作りの弁当や練習(試合)の送り迎えで支えたシーンが想像に難くありません…!
家族に支えて貰ったという気持ちがあるからこそ、「世界陸上や国内の大会などでの結果報告をしている」のではないでしょうか…!
そして、ジャマイカ系イギリス人のハーフのお父さんから譲り受けた身体能力の高さや丈夫な体に感謝をしつつ、陸上の第一線での活躍に繋がっていることと思います…!
「異文化のバックグラウンド」を持つご両親のもとに生まれた井戸アビゲイル風果選手は、底抜けに明るい性格を持ち、陸上競技での実績とともに天真爛漫な人柄で見る者を魅了しています…!
井戸アビゲイル風果選手の持つ身体能力や丈夫な体、明るい性格はご両親のルーツが大きく影響しているのかもしれません。
日本で生まれ育ちながらも、海外の血を引く数多くの選手たちが今回の世界陸上で躍進し、日本のスポーツ界に新たな風を吹き込んでいます。
彼らの活躍は、日本のスポーツの可能性を広げるだけでなく、多様性を受け入れる社会の重要性をも教えてくれているようにも思います!
「世界に平和をもたらす」というスポーツ本来の存在意義を確かめつつも、人種や文化、生活する上での価値観など豊富な多様性を受容できる社会の形成に向けて、スポーツが寄与する役割は大きいものがあると信じています…!
井戸アビゲイル風果選手には陸上選手としての成功とともに、競技活動を通じて、スポーツが持つ力や多様性を受け入れる社会の構築に尽力して頂きたいと思います。
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