2025年のM-1グランプリで見事に頂点に立ったお笑いコンビ「たくろう」。
独特の空気感と、予測不能なボケで爆笑をさらったたくろうですが、「一体何者なの?」や「これまでの経歴は?」などと気になっている方も多いはずです。
「M-1優勝」という快挙によって、今後の芸能界で多くの活躍が期待され、人気・知名度が右肩上がりに上昇すると予想されるたくろう。
この記事では、M-1王者・たくろうの経歴・プロフィールから、「これまでの苦労話」や「人物像」、そして「M-1優勝に対する周囲の反応」などをまとめました。
【この記事でわかること】
- たくろう(赤木・きむらバンド)の詳しいプロフィールと経歴
- M-1のネタや動画から紐解く、二人の人物像と下積み時代の苦労
- M-1優勝を受けて、芸人仲間やSNSでどんな反応があったか
【M-1優勝】たくろうは何者…?経歴とプロフィールを確認!
2025年12月21日、M-1グランプリで初優勝を飾ったお笑いコンビのたくろう。
まずは、たくろうの二人のプロフィールを整理し、たくろうのボケ・赤木裕、ツッコミ・きむらバンドの経歴を確認していきましょう!
たくろうの基本プロフィール

左:赤木裕 右:きむらバンド ナタリーより引用
黒髪のショートヘアがボケを担う赤木裕さんです。
右側がツッコミ役のきむらバンドさんです。
| メンバー | 赤木 裕(あかぎ ゆう)※左 | きむらバンド ※右 |
|---|---|---|
| 生年月日 | 1991年10月24日 | 1990年1月28日 |
| 出身地 | 兵庫県洲本市(淡路島) | 愛媛県松山市 |
| 担当 | ボケ | ツッコミ |
ボケ役の赤木裕さんは、挙動不審な言動が見る人の関心を惹き、思わず耳を傾けたくなるような独特の雰囲気を持っています!
たくろう・赤木裕さんは2025年12月時点で34歳と、30代半ば手前で「M-1優勝」という悲願成就となりました。
一方、ツッコミを担うきむらバンドさんは、パンチパーマがトレードマークとなっています。

左:赤木裕さん 右:きむらバンドさん Xより引用
きむらバンドさんは、2025年12月時点で35歳で、2026年1月には36歳になります。
30代半ばのコンビによるM-1優勝ですが、たくろう・赤木裕さんはNSC大阪校37期なので、2014年からお笑い芸人としての活動を開始。
ツッコミ役のたくろう・きむらバンドさんはNSC大阪校36期なので、2013年から活動をスタートさせたことが分かっています。
赤木裕さんは芸歴12年目、きむらバンドさんは13年目でのM-1優勝の快挙となりました。
筆者も30代なのですが、この仕事が好きで続けているわけですが、時々「このままで良いのかな…」と自分の将来に不安を感じたり、会社員として家庭を築いている同世代の夫婦を見て「あれが本当の幸せなのかな…」と羨んでみたりしています。
そういった感情は、自分自身、紆余曲折ありながら、前に進もうとしている証だとも思いますが、それと隣り合わせで「不安」や「羨望」などといった感情を心のどこかで抱いているからなのかもしれません…!
筆者は、「M-1優勝」のたくろうと何の接点もありませんが、「同世代」と「好きな事を仕事にしている」という共通項から、何かを感じずにはいられませんでした!
職業も、置かれた立場も全く違いますが、筆者自身も「明日頑張って生きよう!」とポジティブな気持ちになれましたし、自分も「いつか開花して見せる」という気概を新たにしました。
たくろうの今後の活躍から、目が離せません!
たくろう結成のきっかけとコンビ名の由来
たくろうは2016年3月に結成されました。
二人は吉本興業(大阪)に所属しており、大阪NSC37期の赤木さんと36期のきむらバンドさんという、1期違いの先輩後輩コンビです。
「NSC大阪校の先輩・後輩」の関係性がある二人ですが、どのようにしてたくろうを結成するきっかけとなったのでしょうか…。
きむら 僕が1年先輩なんですけど、同期がみんな口揃えて「赤木ってヤツがおもしろい!」って言ってたんです。
それで、赤木が卒業してピンになった時に連絡して、どんな奴か顔も知らずに待ち合わせしたら、後輩のくせに「5分ぐらい遅れます」って。
こいつ初日からかましよるなあって思って待ってたら、汗だくのおかっぱのやつが来て。
“めちゃくちゃおもろいやん!”って、第一印象でこいつとコンビ組もうって決めました。
赤木 NSCの時はずっとコンビを組んでたんですけど、卒業する時に相方が辞めたんです。
ちょうど困っていた時に、わけわからんパーマのヤツが声かけてきて、
“これでやっと漫才できる!”と救われました。
きむら お互いタイミングが良かったね。
たくろうの結成のきっかけは、「タイミングが良かったこと」と「第一印象が好印象だったこと」が大きな理由だったのですね!
そこから、M-1優勝まで9年9か月の年月が流れるわけですが、コンビを継続し、根気強くネタを考え、互いを大切にしてきたからこそM-1優勝を達成できたのではないでしょうか!
また、コンビ名の「たくろう」の由来について、M-1優勝後にテレビ朝日の『サンデーステーション』で次のように語っています。
コンビ名の由来はそれぞれの好きな人物から。
きむらは木村拓哉の大ファンで「たく」。
赤木はイチローから「ろう」。
合わせて「たくろう」となった。
たくろうの結成理由や由来から、共通して言えることは、赤木裕さんときむらバンドさんは「フィーリング」を最も大切にしており、自分たちが「納得して前に進む」ということを重要視しているのではないでしょうか…!
2025年12月のM-1優勝によって、その時の決断が「間違いではなかった」と証明できましたよね!
たくろうのこれまでの主な賞レース成績
- 2018年:第39回今宮子供えびすマンザイ新人コンクール 福笑い大賞
- 2018年:M-1グランプリ 準決勝進出(敗者復活戦で注目を集める)
- 2019年:第4回ふきだし漫才グランプリ 優勝
- 2025年:M-1グランプリ 優勝
若手の頃から「天才」と称されることも多かった赤木裕さんのボケですが、今回のM-1優勝でついにその才能が全国区で証明される形となりました。
M-1の動画からたくろうの人物像、苦労話をチェック!
M-1の舞台で見せた完璧な漫才の裏には、これまでの積み重ねと、二人の独特なキャラクターがありました。
「挙動不審」が武器?赤木の天才的なボケ
M-1のネタ動画を見てもわかる通り、ボケの赤木さんの特徴は「喋り出しそうで喋らない」「絶妙に挙動不審な動き」です。一見、自信がなさそうに見えますが、実は計算し尽くされた独特のリズムを持っています。
過去のインタビューでは、「人前に出るのが苦手だった」と語る場面もあり、そのコンプレックスを逆手に取ったスタイルが、今のたくろうの唯一無二の武器になっています。
きむらバンドの「優しすぎるツッコミ」と支え
一方、ツッコミのきむらバンドさんは、赤木さんの予測不能な動きをすべて拾い上げます。彼のツッコミは決して突き放さず、どこか寄り添うような温かみがあるのが特徴です。
結成当初の苦労と解散の危機
今でこそ息の合った二人ですが、結成当初はスタイルが確立できず、苦労した時期もありました。
かつてYouTubeの企画などで語られたエピソードによると、「ネタがウケすぎて、逆に自分たちのやりたいことが分からなくなった」と悩んだ時期もあったそうです。
しかし、大阪の劇場(よしもと漫才劇場)で地道に腕を磨き続け、M-1という大舞台でついにその努力が報われました。
たくろうのM-1優勝に対する周囲のリアクション!
たくろうの優勝が決まった瞬間、お笑い界やSNSはどのような反応を見せたのでしょうか?
芸人仲間からの祝福の嵐
たくろうは、劇場メンバーからの信頼が非常に厚いコンビです。優勝直後、Twitter(X)では多くの先輩・同期芸人がコメントを寄せました。
- 霜降り明星・粗品さん:「ついにたくろうが行ったか。赤木はマジで化け物」
- 千鳥・ノブさん:「あの独特の間は、もう誰にも真似できん。おめでとう!」
特に、同じ大阪の劇場で切磋琢磨してきた仲間たちは、自分のことのように喜んでおり、彼らの人望の厚さが伺えます。
視聴者・ファンの声「ついに時代が追いついた」
SNS上では、古くからのファンから熱いメッセージが溢れています。
「2018年の敗者復活で衝撃を受けてからずっと応援してた。ついに優勝なんて泣ける…!」
「赤木さんのあのキャラが全国に見つかってしまった!」
「きむらバンドさんのあの優しいツッコミがあってこその優勝。最高でした」
また、初めて彼らを見た視聴者からも「新感覚の漫才」「今までにないタイプで面白い」と、その中毒性にハマる人が続出しています。
まとめ:たくろうの今後の活躍に目が離せない!
M-1グランプリ2025で見事優勝を果たした「たくろう」。
赤木さんの天才的なボケと、それを包み込むきむらバンドさんのツッコミは、これからテレビ界に新しい風を吹かせてくれること間違いありません。
【たくろうの魅力まとめ】
- 吉田拓郎を愛する、大阪NSC出身の実力派コンビ
- 「挙動不審」を芸術に昇華させた赤木のボケ
- 相方の魅力を最大限に引き出すきむらバンドの包容力
- 芸人仲間からも一目置かれる圧倒的なネタのクオリティ
これからのバラエティ番組や単独ライブなど、たくろうの快進撃を全力で応援していきましょう!







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