サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手。
2023年にはWBC日本代表として3大会ぶり3回目の世界一に大きく貢献しました。
多彩な球種を操りながら、メジャーの並み居る強打者を抑え、現在もメジャー屈指の先発投手として君臨しています。
そのダルビッシュ有投手を支えるのは、妻で同じアスリートの山本聖子さんです。
ダルビッシュ投手と嫁・山本聖子さんの出会いや馴れ初めが気になる方も多いと思います。
この記事では、二人の出会いや馴れ初め、子供の存在などについてまとめました。
ダルビッシュ有投手のアマチュア時代
ダルビッシュ有投手は羽曳野市立峰塚中学校時代、硬式野球チームの全羽曳野ボーイズに所属しました。

中学時代に全国大会や世界大会で優秀な成績を修め、数多くの強豪校から誘いを受けました。
その中から若生正廣監督が率い、高井雄平選手(元ヤクルト)を擁する東北高校への進学を決断します。

シアトル・マリナーズで活躍した大魔神・佐々木主浩投手の母校としても知られています。
ダルビッシュ有投手は甲子園で大活躍しましたが、その裏には様々な背景が重なっていたのです。
ダルビッシュ有投手が入学した2002年は宮城県内や県外から多くの有望選手が集まり、東北高校史上最高の豊作年とされています。

東北高と凌ぎを削ってきたライバル校の仙台育英高で2001年に部内の不祥事が発覚。
仙台育英高が2002年の新入生を対象とした硬式野球部の部員募集を停止したことが関係しているようです。
ダルビッシュ有投手と同い年の東北高では、実際に主力メンバーの半分ほどが中学時代に仙台育英高への進学を希望していました。
2枚看板を形成した真壁賢守投手、バッテリーを組んだ森和樹捕手、槙亮輔二塁手、大沼尚平外野手が仙台育英高へ進学したかったようです。
ダルビッシュ有投手に加え、仙台育英高に進学するはずだった主力選手も東北高へ集いました。
ダルビッシュ投手が3年生になった2004年の東北高校は歴代最強チームと呼ばれ、初の優勝旗が白河の関を越えることを期待されました。
ダルビッシュ有投手の名前が全国に轟いたのは2003年の夏の甲子園準優勝です。
筑陽学園、近江、平安、光星学院、江の川を下し、東北高校を初めての決勝進出に導きました。

決勝では常総学院に競り負けましたが、東北勢初優勝はすぐそこだと感じさせてくれました。
写真は決勝後のダルビッシュ投手と若生監督です。
若生監督はダルビッシュ投手の将来性を一番に考え、調整期間を設けるなどして3年間指導したとされています。
筆者はダルビッシュ投手の高校時代の活躍の裏側には、若生監督との絆や信頼関係が強固だったから、あれだけの結果を出せたのではないかと考えます。
その若生監督の指導の下、ダルビッシュ投手は新チーム発足後はキャプテンに任命され、チームも順当に勝ち上がっていきます。
新チーム発足後はキャプテンを務め、秋季高校野球東北大会優勝。
優勝候補として臨んだ2004年の選抜高校野球では、済美に逆転サヨナラ負けでベスト8でした。
高校最後の夏、2004年の第86回全国高校野球選手権では千葉経大附との延長戦の末、3回戦で姿を消しました。

東北高で一時代を築き、甲子園を席巻したダルビッシュ有投手。
ダルビッシュ有投手の東北高は甲子園優勝を果たせませんでしたが、東北勢の甲子園優勝は時間の問題なのではないかと感じさせてくれました。
ダルビッシュ有投手の日本ハム時代
日本ハム時代は2年目の2006年に自身初の二桁勝利を記録すると、在籍した2011年まで6年連続で二桁勝利を挙げました。

2007年から2011年まで5年連続で防御率1点台を叩き出し、2009年と2010年は最優秀防御率のタイトルを獲得。
さらに2009年には最高勝率のタイトルも同時獲得しました。
日本ハムの先発陣を牽引し、エースとしてその重責を果たしました。
メジャー移籍後のダルビッシュ有投手
2012年にテキサス・レンジャーズでメジャーリーガーとしてのキャリアをスタートさせ、3年連続で二桁勝利を挙げます。
その後はドジャース、カブスを経て、2021年からサンディエゴ・パドレスに所属。

メジャー11年目の2022年には、自身10年ぶりとなる16勝を挙げ、2023年のWBC日本代表入りに弾みを付けました。
ダルビッシュ有投手の嫁は山本聖子さん!
ダルビッシュ有投手はレンジャーズに所属していた2016年、山本聖子さんと結婚。
ダルビッシュ有投手と山本聖子さんは年齢差が6歳あり、ダルビッシュ有投手にとって山本聖子さんは姉さん女房となりますね!

アスリート同士の結婚は少なくない中、ダルビッシュ投手と山本聖子さんの結婚は話題になりました。
再婚したダルビッシュ有投手は栄養面やメンタル面など生活面で理解のある女性と結婚したかった可能性がありそうですね!
ダルビッシュ有投手は、何に対しても研究熱心なアスリートとして知られています。
「登板何日前にはこの栄養を補給して、前日まではこの状態まで持って行く」といった明確なルーティンを大切にしているようです。
その食事や栄養補給などアスリートとしてやっていくために必要な知識や考えを最大限理解してくれる存在が山本聖子さんだったのかもしれません。
探求心を兼ね備えるダルビッシュ有投手がレスリング元世界女王の山本聖子さんと夫婦になるということは、強力な援軍を得たということになるはずです!
超有名アスリート同士、気心の部分で共感し合えると思われます。
試合前の言葉掛けや登板後の接し方など山本聖子さんだからこそできる気遣いがあるのではないでしょうか。
奥さんとの出会い、馴れ初め
ダルビッシュ有投手がレンジャーズに所属していたメジャー2年目の2013年にアメリカで出会います。
知人の紹介で出会い、距離を縮めていったようです。

山本聖子さんはこの頃、アメリカチームのレスリングコーチとしてアメリカを拠点に活動していました。
山本聖子さんより1年先に渡米していたダルビッシュ有投手は、山本聖子さんの不安を拭うように良き相談相手を買って出たそうです。
食事を重ね、連絡を取り合うことで互いに信頼関係を築き、交際・結婚に発展したそうです。
アスリート同士の悩みや不安を吐露できる存在って、本当に大きいのだと感じさせられました。
奥さんとの結婚の決め手
同じ超一流のアスリートとしてお互いの気持ちを良く理解、納得できることが一番大きいのではないでしょうか。
試合前日は、さすがのダルビッシュ有投手でも不安やナーバスな気持ちになると思われます。
その中で登板前日をどう過ごすかが、翌日の登板内容に大きく繋がってくるように思います。

その中で食事や栄養補給、洗濯、育児などの身の回りの世話ができ、絶妙な距離感で会話ができる山本聖子さんとは一緒にいて楽だったのではないでしょうか。
時間を共に過ごす中で次第に「ずっと一緒にいたい人」に変わっていったのではないでしょうか。
良き理解者がそばに居てくれると、悩みや不安が半分になるだけではなく、喜び自体も倍になるのかもしれません。
家庭の安定化がダルビッシュ有投手の長い野球人生を支え、メジャーでも超一流の投手として君臨する理由なのではないでしょうか。
子供は何人?
ダルビッシュ有投手と山本聖子さんの間には山本さんの連れ子を合わせ、5人の子供がいます。

- 長男:山本聖子さんの連れ子の匠瑛(しょうえい)くん
- 次男:2015年7月生まれ(現在8歳)
- 三男:2017年3月生まれ(現在7歳)
- 長女:2019年11月生まれ(現在4歳)
- 四男:2022年8月生まれ(現在1歳)
二人が結婚したのは2016年なので8年間で4人の子供が誕生したことになります。
非常に賑やかで楽しそうなダルビッシュ家がとても羨ましいです!
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上の投稿は山本聖子さんが子供たちと亀にエサをあげている様子です。
山本聖子さんの温かい笑顔は周囲の人の心を明るくする効果があるのかもしれませんね♪
幸せオーラを分けて貰った気がします!
結婚当時、山本聖子さんは36歳だったので、そこから4人の子供を出産するのですから、並大抵のことでないはずです。
ダルビッシュ有投手の結婚後の活躍
ダルビッシュ有投手は結婚した2016年以降は64勝を挙げています。
家庭が安定した結果、ダルビッシュ有投手の投球も冴えを見せ始めたと言えるのではないでしょうか!

2023年までのメジャー11年間で挙げた103勝のうち、結婚した2016年の数字は半分以上の数となります。
ダルビッシュ有投手は山本聖子さんと結婚してから4人の子宝に恵まれました。
「身近に守るべきものができた」という責任感が芽生え、躍動する投球に繋がっているのではないでしょうか。
ダルビッシュ有投手は現在38歳ですが、衰えるどころか年々凄みを増しており、今後の活躍が楽しみでなりません!
ダルビッシュ有投手の嫁に関するまとめ
現役メジャーリーガーのダルビッシュ有投手と嫁・山本聖子さんの出会いや馴れ初め、結婚に至るまでなどを中心にお伝えしてきました。
この記事では、
- ダルビッシュ有投手と山本聖子さんの出会い、馴れ初めは2013年、アメリカで不安や心配事をダルビッシュ有投手が相談相手として支えたことが始まりとされている。
- ダルビッシュ有投手と山本聖子さんはお互いアスリート同士という居心地の良さや生活面で支え合える関係性だと確信したことが結婚の決め手になったと思われる。
- ダルビッシュ有投手と山本聖子さんに子供は山本さんの連れ子を合わせて5人。
- ダルビッシュ有投手は山本聖子さんと結婚後、64勝を挙げており、子供や家族の存在がメジャーでの活躍を後押ししている。
ダルビッシュ有投手の年齢は30代後半に入っていますが、年々、投球術に凄みを増しています。
家族をさらに幸せにすべく、メジャーのマウンドでの活躍が続きます。
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