M-1グランプリ2024で決勝進出を果たしたお笑いコンビ・バッテリィズ。
近年、M-1グランプリでの躍進が続き、知名度や人気は急上昇中です。
バッテリィズは2025年4月から東京進出し、ボケ役のエースさんは家賃16万円と明かし、今後の全国での活躍を誓っています…!
東京進出したバッテリィズには「東京での仕事を精力的に頑張りたい」や「もっと周囲にバッテリィズを知ってほしい」などという思いがあるものと思われます。
筆者には、バッテリィズのコンビ仲は良好のように映っていたのですが、ツッコミ役のエースさんとボケ役の寺家さんの不仲説が囁かれているようです。
この記事では、M-1グランプリで躍進したバッテリィズのエースさんと寺家さんは不仲なのか、それとも仲良しなのかについて、まとめました。
M-1決勝進出・バッテリィズのエースと寺家の不仲説は本当なの…?
結論から言うと、バッテリィズのエースさんと寺家さんのコンビ仲は良好のようです…!
「バッテリィズが不仲なのではないか…」という説は誤解であり、仲良しのようです。
M-1グランプリ2024で決勝進出を果たし、「バッテリィズ」の名前が全国に轟くことになりました。
M-1グランプリでファイナリストになった直後、バッテリィズは50もの番組からオファーを貰ったとのことです。
この光景から、M-1グランプリで躍進することで得られるリターンの大きさや一夜にしてスターダムを作るM-1ドリームを見せつけられました。
2017年10月に結成後、7年でM-1グランプリ決勝に進出したバッテリィズの二人の漫才の特徴はツッコミ役のエースさんとボケ役の寺家さんのテンションの落差が激しいことです。
実際のバッテリィズの漫才を見てみましょう…!
「親父さんにプレゼントをあげる」というテーマでの漫才でしたね。
「何をあげるのか」について、ツッコミ役の寺家さんが有田焼や輪島塗、江戸切子を例に挙げましたが、エースさんがそれらを全く知らず、段々と機嫌が悪くなっていき、ケンカのようなやりとりで笑いを取るというものでした。
これまでバッテリィズのネタを見たことがなく、これが初見の方々にとっては「この二人のコンビ仲は悪いのか?」と感じても、無理はないのではないかと思います。
しかしながら、漫才を見ていて、バッテリィズのエースさんは無邪気でやんちゃな性格であり、寺家さんは冷静で知的な性格だということが垣間見えたのではないでしょうか。
バッテリィズのコンビ仲を語る前に、エースさんと寺家さんの性格は180度、正反対だということを理解した方が良いのかもしれません。
良い意味で、バッテリィズのエースさんと寺家さんの喋りの温度感が違いすぎるということに尽きるのかもしれません!
これはあくまで芸風によるもので、バッテリィズのエースさんと寺家さんのコンビ仲が不仲だからだということではありません。
二人の出会いから紐解いていけば、納得してくれる方もいるのではないでしょうか…。
エースさんと寺家さんは同じ草野球チームでバッテリーを組んでいたことにより、2017年10月にお笑いコンビ「バッテリィズ」を結成しました。
バッテリィズの由来は、ここから来ているようです!
当時はツッコミ役のエースさんがピッチャーを務め、ボケ役の寺家さんがキャッチャーでした。
野球では明確にポジションが分かれていますが、バッテリィズの漫才では二人がボケとツッコミを兼務し、どちらでも出来るというスタンスを確保しているように感じます。
つまり、二人はどこでも守れるユーティリティー・プレイヤーに近いのかもしれません…!
それだけエースさんと寺家さんは柔軟に対応できる能力を兼ね備えているということが言えそうです。
同じ草野球チームのチームメイトだったエースさんと寺家さんの思い出は尽きないようです…!
――ふたりの思い出といえば?
寺家「コンビを組んだ時にいた草野球チームでリーグ戦に出ていたんですけど、僕らがバッテリーで1年間フル活動して、3年連続リーグ優勝したことですね」
エース「僕は去年ですかね。もうちょっとで甲子園に行けそうやったんですよ、草野球で。その試合でとんでもない負け方をして。話せば長くなるんですけど(苦笑)」
寺家「あぁ。あったなぁ」
エース「ほんまに、『なんやねん。このルール!』っていう草野球のルールで負けてしまって。それが印象的でしたね」
草野球とは言え、真剣勝負ですから、まさに「社会人の青春」という言葉がピッタリかもしれません…!
実は筆者も、サラリーマン時代に草野球を通じて、同業他社の先輩と出会い、仕事の悩みを聞いてもらったり、野球談義に花を咲かせたりしたことが何度もあります。
たかが草野球と思う人もいるかもしれませんが、社会人になると時間の関係もあり、会社や個人の仕事以外にコミュニティを作りにくい側面もありますが、比較的時間のある朝に野球を通じて人間関係を築けたことで、それを支えに当時の自分は仕事を頑張れたのではないかと思います!
話を戻すと、野球でチームの勝敗のカギを握るのは「ピッチャーとキャッチャー次第」だと言っても、過言ではありません。
そのポジションを担い、エースさんと寺家さんのバッテリーを擁したチームが3年連続リーグ優勝という実績を残したのは紛れもなく、二人の信頼関係が強固だったからと言えるのではないでしょうか。
こういった信頼関係があるからこそ、お笑いコンビ「バッテリィズ」の結成に至ったわけです。
バッテリィズの漫才のスタイルの関係で「仲良しではないのかな…」と思わせてしまうのかもしれませんが、それは誤解だと思われます。
バッテリィズのエースと寺家のコンビ仲を支えているのは寺家の豊富な人生経験…?
バッテリィズのエースさんと寺家さんの「不仲説は本当なのか」について、二人の年齢差や経歴を基に考えてみたいと思います。
エースさんは1994年11月生まれの30歳です。
大阪府内の高校を卒業し、お笑い芸人のキャリアが長いエースさん。
野球を始めた小学生の頃から投手一筋であり、人生で落ち込んだことが無いということです。
大阪時代は実家暮らしで中華料理屋さんで出前のアルバイトに勤しんでいたようです。
漫才でも強心臓ぶりが発揮されていると言いますか、前向きに物事を考える方のように映りました。
寺家さんは1990年8月生まれの34歳です。
三重県出身で皇学館高校から大阪学院大学に進み、2024年までウーバーイーツのアルバイトを継続しながら、お笑い芸人として奮闘してきました。
寺家さんには奥さんと子供が一人います。
バッテリィズ・寺家さんは下積み時代、苦労しながらお金を稼いだことが伺えます。
「芸人として活躍したい」という気持ちと「家族を養わなければならない」という責任を力に変えてきました…!
MCのオードリー・若林正恭が「家族がいたわけじゃん。もっとお仕事、稼ぎたいなって時期もあったの?」と聞くと、寺家は「僕、給料2万円の時に子どもができたんで……」と回想。
当時は「Uber Eats(のバイト)をずっとやってた」そうで、「難波でずっとやってて、気付いたら(配達で)兵庫県おったり……」といったこともあったという。
バッテリィズ・寺家さんが家族とバッテリィズを支えてきた大きな存在であることが分かりました。
寺家さんはバッテリィズのネタ作り担当でもあるため、ウーバーイーツや育児、ネタ作りや合わせなど寝る間を惜しんで、努力を続けたのではないかと思われます。
こうした寺家さんの懐の深さがバッテリィズの最大の強みであり、コンビ仲を支える原動力なのではないでしょうか…!
寺家さんは、エースさんの破天荒ぶりや持ち味の荒れ球を全て受け止め、笑いに変える…。
そういった寺家さんの懐の深さがエースさんの個性を最大限に発揮させ、M-1グランプリ2024の決勝進出に繋がったのではないでしょうか。
バッテリィズの漫才はエースさんのキレ芸や天然、破天荒ぶりがクローズアップされるかもしれませんが、それを引き出そうとしている寺家さんの人柄の良さや器の大きさにも着目すると、バッテリィズの漫才が更に面白く映るかもしれません…!
リサーチを重ねる中で、バッテリィズのコンビ仲は不仲ではなく、堅い絆で結ばれており、仲良しであることが分かりました…!
東京進出・バッテリィズの不仲説に対する周囲のリアクションは…?
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M-1グランプリ2024で決勝進出を果たし、ブレイク中のバッテリィズ。
2025年春から拠点を東京に移し、注目度や人気・知名度も格段に増しています。
そのバッテリィズのエースさんと寺家さんのコンビ仲や不仲説について、周囲の反応はどのようなものがあるのでしょうか…。
私もバッテリィズは別にべたべたに仲良くは見えないけど全然不仲にも見えないな 寺家さんよく怒らずにいられるなとはちょいちょい思うけどそれも歳の差故だろうし
— ラム (@rumpmeat) January 22, 2025
バッテリィズは不仲というよりあれがリアルなコンビの距離感。エースは嘘つけないタイプだから裏と表で態度変えるのは嫌だろうしそういうところが清々しくて良いと思う。寺家さんはそのエースの性格を理解してるから年上らしく受け入れてるだろうし。
— 宮市 (@kasukanakioku) January 22, 2025
なんかバッテリィズ不仲そうって見かけたんやけど、多分エースさんが寺家さんに対して敬語やからかな?エースさんは同期(カベポとか)でも年上には敬語やし、
そもそも不仲やったらバッテリー組んで10年近く毎週草野球続けてるわけないし、
エースさんは四国聞かれて高知県出てこないのに、
+— みょん (@battery_9_) December 24, 2024
Xのつぶやきをリサーチしていくと、寺家さんの懐の深さを絶賛する投稿や二人の年齢差がエースさんと寺家さんのコンビ仲を支えているという趣旨の受け止めが多い印象です。
筆者は、お笑い業界のことは詳しくはないのですが、コンビを組む上で「お互いがそれぞれの個性を尊重し、受容する精神」が求められるのではないかと考えます。
お笑い芸人である以上、多くの人を笑かすためにどうしたら良いのかを常に追求していると思われます。
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その方向性が一致する者同士がコンビを組み、同じ方向を向きがら仕事をするための必須条件として互いを尊重し、受容する精神が求められるのかもしれません…!
バッテリィズはそのバランスが摂れているからこそ、苦労しながらも知名度や人気が全国区になったのではないでしょうか。
東京を拠点に活動し始めたバッテリィズの活躍から目が離せません!
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